「声優の専門学校に行きたいけど面接はあるの?」
「声優専門学校の面接ではどんなことを質問されるの?」
「面接の時に気をつけたいマナーを知りたい!」
多くの声優専門学校が試験内容の1つとして、面接を行なっていますよね。
事前に面接の対策がしたいです!
こちらでは、声優専門学校の面接について詳しくご紹介していきます。
コチラの記事では、
- 声優専門学校の面接で気をつけたいマナー
- 声優専門学校の面接でよくされる質問内容
- 面接のある全国の声優専門学校のご紹介
などについて詳しくご紹介します。
声優の専門学校の面接ってどんな感じ?
こちらでは、声優専門学校の面接についてまとめています。
専門学校 声優コースの試験内容
多くの声優専門学校では、入学試験に書類審査と面接を実施しています。
これらの試験結果を見て、合否を決定する場合が多いです。
その他に、一部の専門学校では、
- 筆記試験
- 作文
- 実技試験
などを実施していることもあります。
書類審査
書類審査は、高校在外中の出欠状況や成績などを確認するために行なっています。
高校側が、入学を志願する生徒の高等学校調査書を作成し、専門学校に提出します。
高等学校調査書…学業成績や部活動などの記録、その他学校での状況が記載されたもの
また、専門学校によっては作文の提出を求められる場合もあります。
試験で面接を導入する理由
書類審査の他に面接を行なうのは、入学希望者ひとりひとりの内面性を確認するためです。
面接官は、入学希望者の
- 意欲
- 性格・人間性
- 態度や考え方
などについて確認したいと思っています。
そのため、面接時には入学希望者の表情や受け答え方などをチェックして、総合的に判断します。
面接は、実際に対面しなければ分からない姿を確認するための試験となります。
面接で気をつけたいマナー
こちらでは、入学試験の面接で気をつけておきたいマナーについてまとめています。
身だしなみを整えよう
面接官に第一印象で好感を持ってもらうために、服装や身だしなみを整えておくことは重要なポイントとなります。
相手にだらしない印象を与えないためにも、清潔感のある身だしなみを意識しましょう。
清潔感のある身だしなみとは、
- 髪や髭が綺麗に整っている
- 服装に乱れやしわ、汚れがない
- 良い姿勢
- 清潔感のあるメイクや爪
などのことをいいます。
声優のお仕事はメディアに出演することもあるので、身だしなみを整えるのは大切なことです。
ただ、真面目すぎる身だしなみにする必要はありません。好印象を与えるような清潔感ある身だしなみを意識しましょう。
答え方のポイント
面接で質問された時の答え方のポイントは、こちらです。
- 面接官の目を見て話を聞き答えよう
- ハキハキと聞き取りやすい声で話そう
- 簡潔に話そう
それぞれのポイントについて、詳しくみていきましょう。
面接官の目を見て話を聞き答えよう
面接では、面接官の目を見て受け答えすることを意識しましょう。
目を見て話すことは、面接官に「誠実さ・信頼感・関心を高める」といった印象を与えることができます。
目線が相手に向いてないと、自信がないようなマイナスな印象を持たれてしまう可能性があります。
そのため、面接官の目を見て受け答えすることは重要なポイントとなります。
ただ、相手の目をずっと見すぎると、威圧感を与えてしまう恐れがあるので、質問の受け答え以外の時には適度に目線を外すといった工夫も必要になります。
緊張してしまう人は、日頃から身近な家族や友人などの目を見て話すよう意識してみましょう。
ハキハキと聞き取りやすい声で話そう
面接の受け答えは、相手が聞き取りやすいようにハキハキと話すことを意識しましょう。
受け答えが小さい声だったり、はっきりしない話し方だと、面接官に話したい内容が伝わりにくくなってしまいます。
将来、声優を志しているのであれば、尚更ハキハキと話すことは重要になります。
ハキハキと話すのが難しい人は、大きな声で話すように意識してみましょう。それだけで印象が良くなりますよ。
簡潔に話そう
面接では、伝えたい要点を簡潔にまとめて話すことがポイントになります。
話が長くてまとまりがないと、相手に伝わりにくく、悪い印象を与えてしまう恐れがあります。
そのため、事前に伝えたい要点を簡潔にまとめておくことが大切です。
学校についてしっかりリサーチしよう
面接の前に、受験する専門学校についてしっかりと調べておきましょう。
面接に来ているのに、学校のことを何も知らない様子だと、面接官にマイナスな印象を与えてしまいます。
なので、事前に学校の特色や魅力について調べ、面接時に聞かれても答えられるようにしておきましょう。
声優専門学校でよくされる面接の質問内容
こちらでは、声優の専門学校の面接でよく聞かれる質問についてご紹介します。
実はどの学校でも、聞かれる質問は定番のものがあるんです。
面接官に聞かれたときには、すんなり答えられるよう自分なりの回答を用意しておきましょう!
声優になりたいのはなぜ?
声優の専門学校の面接では、「どうして声優になりたいんですか?」といった質問は定番です。
- 声優になりたいと思ったきっかけ
- 自分が憧れとしている声優さん
- アニメや映画が人生に影響を与えたエピソード
などをお話してみましょう!
例)小さい頃、アニメの『●●』がとても好きで、本当に実在すると思っていました。
ある日、大好きなキャラクターの声は声優の●●さんがやっていると知り、そのギャップに衝撃を受けました。
声優は声でどんなキャラクターにも変身できるんだと知り、自分もそうなりたいと思うようになりました。
例)中学の頃、転校をしてなかなか馴染めず、一時期落ち込んでいたのですが、その時自分を支えてくれたのがアニメでした。
嫌なことを忘れられたり、見ることでやる気が出たりしました。
それがきっかけで、将来はアニメに携わる仕事がしたくて声優を目指すことにしました。
この学校を選んだ理由は?
「数ある専門学校の中から、なぜ当校を志望したのですか?」という質問は、面接でよくされています。
この質問では、他校と比べて魅力に感じたポイントなどを話してみましょう。
例えば、
- 海外研修がある
- 学べる施設が整っている
- 未経験から基礎を学べる
- 御校の卒業生に憧れている
など具体的なことを話すと、しっかりとリサーチしてから志望したことが伝えられます。
例)御校を選んだ理由は、学習カリキュラムに魅力を感じたからです。
特に、プロの声優による特別授業を実施している点に心を惹かれました。
直接プロの方から学べるのは、とても貴重な時間だと思いました。
また、自宅から通いやすい場所にあるので、より勉学に励めると考えました。
例)私は、御校の卒業生である声優の●●さんに憧れているので、入学を志望しました。
入学したら、しっかりと声優スキルを学び、●●さんのように業界の第一線で活躍できる声優を目指していきたいです。
入学したらどんな学校生活を送りたい?
「入学したら、どのような学校生活を送りたいですか?」と入学後の展望を聞かれることがあります。
この質問には、入学後何をどのように頑張っていきたいかを明確に伝えましょう。
例えば、
- 1日も早く上達するように声優の勉強を頑張りたい
- 同じ夢を目指す仲間と協力しながら成長したい
- 在学中のデビューを目指して真剣に取り組みたい
など、具体的に話してみましょう。
例)入学できたならば、1日も早く上達するように声優の勉強を頑張っていきたいと思っています。
学校のレッスンだけではなく、自主練習も積極的に行ない、声優スキルをしっかりと身につけていきたいです。
例)在学中に行なわれるオーディションで声優デビューを目指したいので、真剣にレッスンに取り組んでいきたいと考えています。
高校生活について
面接で、高校生活で力を入れたこと・頑張ったことを聞かれることがあります。
この質問で、面接官が知りたいことは「どのような環境で過ごしてきたか」や「困難があった時どのように乗り越えてきたか」というようなことです。
- 部活動
- ボランティア活動
について話す人が多いと思います。
その際、「●●をした」という事実だけではなく、そこから何を学んで、今後に活かしていきたいのかを話せるとより良いと思います。
例)高校では、所属していた合唱部の活動に力を入れました。
私は3年生の時に部長を務め、コンクールで受賞できるように練習に取り組みました。
全体のハーモニーがうまくいかない時は、諦めずに部員たちと集まって、自主練習を積極的に行ないました。
また、部員のモチベーションをあげるために日々の声がけを心掛けました。
結果、コンクールでは金賞を受賞することができました。
この経験を活かし、御校に入学できたら、何事も諦めずに全力で頑張っていきたいと思います。
例)高校の時、さまざまなボランティア活動に取り組みました。
中でも、市内の清掃ボランティアには何度も参加しました。
意識してゴミを探してみると、意外にもたくさんのゴミが落ちていることに驚きました。
また、さまざまな年代の方と交流ができるので、楽しく活動できました。
この時培ったコミュニケーション能力を活かし、御校でも仲間たちと切磋琢磨して勉学に励んでいきたいです。
高校での友人関係について聞かれることもあります。
あなたの長所・短所を教えて下さい
面接で、自身の長所・短所は聞かれる可能性の高い質問です。
長所は、自己PRに繋がるので、相手に分かりやすく伝わるように話しましょう。
また短所は、短所のままで終わらせず、最後はポジティブに変換して、締めくくるのがポイントになります。
例)私の長所は、協調性があるところです。
周りと円滑にコミュニケーションをとり、協力して物事に取り組むことが得意です。
その際、常に相手の立場になって考えることを心掛けています。
御校でも、協調性を活かして、周りと協力して生活していきたいです。
例)私の短所は、負けず嫌いな性格です。
どんなことでも負けると悔しくて、そのことをしばらく引きずってしまいます。
この短所を活かして、御校ではうまくいかないことがあっても諦めず、できるようになるまで何度も努力していきたいと思います。
親御さんは声優学校に通うことについてどう思っていますか?
面接で、声優の学校に通うことについて、親御さんがどのように感じているかを聞かれることがあります。
例)両親は、初め進学を反対していましたが、自分の将来の夢を真剣に伝えたところ、応援してもらえるようになりました。
例)両親は、進学を応援してくれています。
いつか声優デビューをしてさまざまな作品に出演し、両親を喜ばせたいです。
学校に関する質問はありますか?
面接の最後に、「何か質問はありますか?」と聞かれることがあります。
その際、学校のシステムやルールなどについて気になることがあれば質問してみましょう。
例)在学中にデビューできる人とできない人の違いはありますか?
例)入学の時、演技レッスンが未経験でも、在学中に声優デビューした生徒はいますか?
面接のある声優専門学校一覧
こちらでは、試験で面接を実施している全国の声優専門学校を一覧表でまとめています。
声優になるためのSTEP
声優になるまでの道のりは、1つではありません。
いろんな方法があります。
こちらでは、未経験から声優を目指す最も王道なコースをまとめています。
声優になる王道コース
声優の専門学校は、未経験の方がほとんどですので、0から基礎を教えてもらうことができます。
設備が整っており、声優になるための様々なカリキュラムが用意されています。
専門学校(声優スクール)で、全くの素人から基礎的なスキルを身に着けていきます。
声優専門学校から、声優プロダクションに直接所属したり、在学中にデビューされる方もいます。
声優養成所の入所試験を受け、合格したら養成所に入ります。
声優プロダクションが運営していることが多いので、将来所属したい系列の養成所に入るのがおすすめ。
授業のレベルは、専門学校よりもより高度になり、プロとして仕事ができるようなスキルを学びます。
卒業時にプロダクション所属オーディションを受け、合格するとプロダクションに所属できます。
声優プロダクションの新人声優として所属します。
最初は、預かり所属や準所属からスタートすることも。
プロダクションを通じて、オーディションを受けてデビューを目指します。
オーディションを受け、声優として活動。
声優の夢を叶えるため、日々勉強しながら、お仕事もスタートです。
さまざまな作品に出演していく中で、プロダクションへの正式所属(本所属)を目指していきます。
いきなり養成所に入るのは?
専門学校に行かず、未経験から声優養成所に入ることはできないの?
可能性はありますが、道のりは平坦ではありません。
未経験でも、声優養成所の試験は受けられます。
しかし、入所を希望する方の多くが、専門学校や声優スクール等で数年間みっちり基礎を身に着けています。
その中での入所オーディションでは、経験者に太刀打ちできず、合格することが難しいことも多いです。
運良く、入所できたとしても、ほとんどが経験者の中でやっていくことになるので、実力の差が顕著に出てしまい、養成所の中で落ちこぼれてしまうことも。
養成所での授業は、毎日が講師へのアピールの場
養成所では、毎日の授業での振る舞いでチャンスを手にするかどうか重要な鍵になります。
講師は常に、有望な人材を探しているので、養成所で「実力がある」と目をかけてもらうことが、所属や仕事へのチャンスを掴むことになります。
まったくの初心者で、レッスン経験がない方は、まずは専門学校や声優スクールに通い、基本的な発声や演技の基礎を学んでから、養成所でしっかりとアピールできる実力をつけることが大切です。
未経験から養成所に行き、人一倍努力して声優になっている方もいます。
他の経験者に負けないように実力をつけることが必要になります。
地方の場合、上京して学校に行くべき?
「いきなり上京するのは不安がある・・・」
「経済的にも専門学校で上京するのは厳しい」
「でも一度の人生、声優になる夢を諦めきれない」
地方に住んでいますが、学校は東京で行くほうがいいですか?
将来、本気で声優を目指すなら、東京という選択肢もありますが、まずは地元で基礎を学ぶこともできます。
実際に声優デビューした際には、基本的にお仕事は東京で行うことになります。
そのため、最終的には上京してお仕事をすることになるでしょう。
しかし、経済的な理由や親御さんの理解などで専門学校から東京へ行くのが難しい場合、基礎は地元にいながらしっかりと学び、揺るぎない決意が持てたら上京するというのも選択肢のひとつです。
迷ったらココ!声優専門学校おすすめ3選
「選択肢が多くて迷ってしまう」「結局どこがおすすめなの?」という方に向けて、当メディアのおすすめ3選をまとめました。
まずは資料請求して、詳しく調べてみましょう!
まとめ
最後にこちらの記事をまとめていきましょう。
こちらの記事では、
- 声優専門学校の面接で気をつけたいマナー
- 声優専門学校の面接でよくされる質問内容
- 面接のある全国の声優専門学校のご紹介
についてご紹介しました。
多くの声優専門学校では、入学試験として書類審査と面接を実施しています。
そして、面接では清潔感のある身だしなみでハキハキと受け答えができると、面接官に好印象を残せます。
また、面接でよくされる質問については事前によくチェックしておきましょう!