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【260語】声優の業界用語集 2024年版|これであなたも声優業界がわかります!

声優 業界用語
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こちらの記事では、声優を目指す方は知っておきたい業界用語をまとめています。

声優の世界に入ると、一般では知らない言葉が飛び交っています。

業界用語は、その世界にいる人にとっては当たり前の言葉でも、知らない人にしてみるとまったく理解できない言葉も多いですよね。

将来声優を目指している方は、知っていて損はありませんので、こちらの記事を参考にしてみてくださいね!

声優業界の用語集

こちらでは、声優業界の用語をあ行から順にご紹介しています!

言葉と意味をわかりやすくご紹介しています。

声優志望 りん

聞いたことがある言葉もあれば、初めて知る言葉もありました!

声優ねっとスタッフ

こちらで、専門用語を勉強していきましょう!

あ行

赤線(あかせん)

アフレコ時、絵が間に合わないときに、セリフの長さに合わせて映し出される赤い線のこと。
赤線の長さに合わせて声優さんはセリフを調整します。
その他にも、青線・緑線・茶線・黒線などあり、役によって色が決められています。

頭合わせ(あたまあわせ)

映像の口の動きに、セリフの冒頭部分を合わせること。
「ケツ合わせ」という逆の意味の言葉もある。

アテレコ

「日本語を当ててレコーディングをする」という意味合いから生まれた造語。

アフレコ

和製英語の「アフターレコーディング」を省略したもので、アニメの収録で使われることが多い。

板付き(いたつき)

幕が上がったり転換したりする場面で、既に役者が舞台上にいること。

入り(いり)

仕事現場に入ることで、その時間は「入り時間」と呼ばれる。

SE(エスイー)

「sound effect」の略で、ドアの開閉時の音やガラスが割れる音などの効果音を意味する。

NG(エヌジー)

「No Good」の略で、ふさわしくないなどを意味する。

オフゼリフ

画面上にいないキャラクターが喋るセリフのこと。

オミット

台本にあるセリフをカットすること。

オンリー

単独で個人のセリフを収録すること。
映像を見ながらではなく、ただ単純にマイクに向かって声だけを収録し、後で編集作業で映像と合わせる。

オンリー録り

本番収録が終わった後、セリフのミスや雑音が混じっていた場合などに、単独で録音し直すこと。

アーティキュレーション

音と音との区切り、または繋がりのこと。

朝10(あさじゅー)

朝の10時から収録をスタートさせるという意味。

預かり所属(あずかりしょぞく)

声優事務所の所属オーディションに合格、もしくは基準をクリアすることによって、マネージメント契約が発生するようになった状態のこと。
事務所によっては「ジュニア」「仮所属」などいろんな呼び方がある。

アップ

キャラクターや登場人物の一部分が画面に大きく映し出されること。

アテる

キャラクターや登場人物の口の動きにセリフを合わせて吹き込むこと。

アドリブ

即興で演技を行うこと。

アニソン

「アニメソング」を略した言葉で、アニメ作品のオープニング・エンディング、挿入歌などで使用される楽曲のこと。

アニメーション

何枚もの静止画像を1枚ずつ撮影することによって動きを出す技術のこと。
またはそのように作られた作品のこと。

あまい

練習不足や技術不足を注意されるときに使われる言葉。

暗転(あんてん)

照明を全て消して舞台上を真っ暗にすること。

ESP(イーエスピー)

世界的に有名なギターのメーカー「Electric Sound Products」の略。
ハードロック・ヘビメタル・ビジュアル系のアーティストが多数使用していることで知られている。

外郎売(ういろううり)

歌舞伎にある演目の一つ。
発生や滑舌を鍛える要素が多い演目のため、昔から教材としてよく使われている

絵コンテ(えこんて)

イメージ画と説明書きを用いて映像の流れを細かく記載してあるもの。
実際のアニメーションは絵コンテを元に制作されていく。

エチュード

即興劇のことで、ある程度の設定を与えられて行うことが多い。

MV(エムブイ)

「music video(ミュージックビデオ)」の略。

エンドロール

作品終了後に、出演者・製作会社・挿入歌など、その作品に関わる情報を全て表示するシーンのこと。

O.L(オーエル)

「over-lap(オーバーラップ)」の略。
画像の上に他の画像を少しずつ重ねていくと、最初にあった画像が徐々に消えていくように見える効果のこと。

オーディオコメンタリー

テレビ放送の音声多重放送やDVDなどの映像ソフトにおいて、副音声として付けられている実況や解説などの音声プログラムのこと。

オシリ

仕事が終了する時間のこと。

押す(おす)

予定時間よりも遅れてしまうこと。

オフ

①画面に登場人物が映っていないこと。
②普段よりもマイクから離れた距離から声を出すこと。
キャラクターが遠くにいるシーンなどで使われることが多い。

オン

①画面に映っていること。
②普段よりマイクに近付いて収録を行うこと。

音響監督(おんきょうかんとく)

アニメや吹き替えといった収録現場の責任者のことで、演者への演技指導から効果音・音楽といったところまで、作品の音に関する部分で関わってくる人。

イントネーション

文章や会話につけられる音の高低のことで、意味合いや時代によっても変化している。

アクセント

音の強弱や高低のこと。

息芝居(いきしばい)

①吐息を使ったお芝居のこと。
②心が入っていない口先だけのお芝居のこと。

AC(アクションカット)

被写体のアクションの途中でカットを切り、次のカットで途中から繋げていく手法。

朝一(あさいち)

朝一番での仕事のこと。

あたま

音楽や番組における一番最初の部分のこと。

アテ師(あてし)

アテレコが得意な声優のこと。

アナブース

録音スタジオの中にある、アナウンスやナレーションを入れるためのスペースのこと。

イキ

キャラクターや登場人物の動作に伴う息のアドリブのこと。

か行

外画(がいが)

海外の映画のことで、「洋画」とも呼ばれる。

返り(かえり)

収録中に、耳に当てているイヤホンから聞こえてくる音楽・音声などのことで、「返し」とも呼ばれる。

カフ

収録用のブースに設置されている、マイクのオンオフを手元で切り替えられる装置のこと。

ガヤ

その他大勢の、重要ではない役のこと。

完パケ(かんぱけ)

「完全パッケージ」の略語で、作品の映像から音声まで全てが揃っており、編集までもが終わっている完成品のこと。

消えもの(きえもの)

番組やドラマなどの現場において、出演者が食べてなくなってしまうもの。

クール

放送期間の単位を示しており、3ヶ月で1クールとなる。2クールなら6ヶ月、4クールなら1年間となる。

口パク(くちぱく)

作品内のキャラクターの口の動きのこと。

ゲネプロ

「ゲネラールプローベ」の略で、ドイツ語で「総舞台稽古」を意味する。
本番直前に本番さながらのリハーサルを行うこと。

原音(げんおん)

最初から外画に入っている役者の声のことで、「ソフ」とも呼ばれる。

香盤表(こうばんひょう)

出演者の出番順や全体の進行が記された表のこと。

顔出し(かおだし)

テレビ・雑誌・イベントなどといったメディアに顔を出す仕事のこと。

影アナ(かげあな)

イベントなどの会場内で、ステージ上に登場せずに舞台袖から音声だけでアナウンスをすること。

滑舌(かつぜつ)

明瞭な発音や発声のこと。

カップリング

2つのものを組み合わせることを意味し、音楽業界においては、シングル作品内のリード曲の次にくる曲のこと。

上手(かみて)

舞台上での立ち位置を示しており、客席から見て舞台上の右側方向のことを意味する。

ガムテ

ガムテープの略。

キープ

スケジュールが仮押さえになっている状態のこと。

金魚鉢(きんぎょばち)

ディレクターや音響監督などが使用する「副調整室」のこと。

キッカケ

曲・照明・セリフなどの合図となるもののこと。

脚本(きゃくほん)

セリフや情景、舞台装置など作品に関わる細かい部分が書かれている本のこと。

キャラソン

「キャラクターソング」の略であり、特定のキャラクターをテーマにした楽曲のこと。

ギャランティー

行った仕事に対して支払われる報酬のこと。
短くして「ギャラ」と呼ばれることも多い。

Q(キュー)

音響監督やランプによって出されるスタートの合図のこと。

ケツカッチン

次に予定が入っているため、遅れることができない状態のこと。

こぼれる

決められた時間内にセリフが入りきらないこと。

構成作家(こうせいさっか)

テレビやラジオなどで、番組の構成・企画・進行などを考えている人。

コスプレ

アニメなどのキャラクターが作品の中で着用している衣装を、制作したり着用したりして楽しむこと。

コンデンサーマイク

低音から高音、微細な音まで収録することができるマイクのこと。

QPAN(クイックパン

画面がその場から素早く移動すること。

かぶる

セリフを言い終わる前に、もう一人がセリフを言い始めてセリフが重なること。

カット

シーンを構成している画面のこと。

カットナンバー

カットごとにつけられた番号のこと。

からむ

痰や唾が喉にひっかかること。

キャスト

配役のこと。

口が合う(くちがあう)

画面の中の登場人物の口の動きとセリフが合っていること。

ケツ合わせ(あわせ)

登場人物の口の動きの最後にセリフを合わせること。

声が返る(こえがかえる)

声が裏返っている状態のこと。

声が割れる(こえがわれる)

大声を出した時に、かすれたり声が裏返ったりすること。

コンテ

台本を元に各シーンのセリフや絵などが詳しく書かれたもの。
「コンティニュティー」の略。

さ行

サウンド・トラック

録音テープや映画のフィルムに入っている音声のこと。

尺(しゃく)

セリフの長さ。

素(す)

音が全く収録されていない無音の部分のこと。

素読み(すよみ)

感情を入れることなくセリフを読むこと。

セリフを抑える(おさえる)

セリフの強さや感情表現を控えめにすること。

セリフをこぼす

当初予定していたよりも尺を延ばしてセリフを読むこと。

セリフを喰う(くう)

後の人のセリフが前の人のセリフに重なっている状態のこと。

セリフを立てる(たてる)

特定のセリフを強調して表現すること。

セリフが甘い(あまい)

セリフの表現の仕方が中途半端であること。

セリフが堅い(かたい)

セリフの言い回しや表現の仕方に滑らかさがないこと。

セリフがダブる

声優同士でセリフが重なってしまうこと。

セリフが流れる(ながれる)

セリフの表現の仕方が固まっておらず、不安定なこと。

セリフがぶつかる

効果音と同時にセリフが発せられる必要がある場合のこと。

線画(せんが)

色がなく、線だけで描かれた絵のこと。

収録(しゅうろく)

番組に使う素材を録画・録音・編集すること。

CV(シーブイ)

「CharacterVoice(キャラクターボイス)」の略。
キャラクターの担当声優を紹介する際に使用される。

宣材(せんざい)

声優などの宣伝材料となるプロフィール写真やボイスサンプルのこと。

白味(しろみ)

アフレコで映像が未完成の場合、作品の長さを表すために挿入される半透明のフィルムのこと。

尺のばしの白味(しゃくのばしのしろみ)

時間を調整するために、画面の途中や最後に入れられた白味のこと。

作画監督(さくがかんとく)

アニメーションの絵を監督している人のこと。
作画を行う制作者によって絵のバラつきが発生しないように監修を行う。

サビ

曲の一番の聞かせどころ。

仕込み(しこみ)

大道具・小道具などの設置や暗幕など舞台用の準備を整えて、本番に備えること。

事務所(じむしょ)

声優やタレントを管理している会社のこと。
営業・スケジュール管理・交渉などをタレントに代わって行う。

下手(しもて)

舞台上での立ち位置を示しており、客席から見て舞台上の左側方向のことを意味する。

準所属(じゅんしょぞく)

預かり所属で良い実績を収めたことで得られる事務所内の序列のことで、待遇は正所属と同じである。

準レギュラー(じゅんれぎゅらー)

番組などにおいて、レギュラー出演ではないものの高頻度で出演していること。

初見(しょけん)

その場で初めて見ることで、原稿や台本などを渡したその場で初めて見ることを指している。

所属(しょぞく)

声優事務所などとマネージメント契約を結び、声優として籍を置くこと。
またはその所属声優のことを指す。

シングル

音楽作品で1曲を意味する言葉。

新劇(しんげき)

西洋の近代演劇を取り入れて、リアリズムを大切にした「新しい演劇」のこと。

スタイリスト

芸能人や声優など表舞台に立つ人たちのファッションコーディネートを担当している人、またはその職業名を指す。

声優プロダクション(せいゆうぷろだくしょん)

声優のマネージメント管理を行う会社のこと。

専門士(せんもんし)

一定の条件を満たし、なおかつ専修学校の専門課程を修了した者に与えられる称号のこと。

袖(そで)

客席からは見えない舞台の両端のこと。

SL(スライディング)

背景やセルなどを横に移動させること。

シーン

映画やアニメなどにおける場面のこと。

シーンナンバー

場面につけられた番号のこと。

白線(しろせん)

セリフの長さを示している白い線のこと。

スクリーン

映画やアニメが映し出される画布のこと。

スタッフ

表舞台に出る演者以外の制作に関わっている人のこと。

スタッフロール

制作に関わったスタッフの名前が映し出されている部分のこと。

スタンバイ

収録の準備をして待つこと。

セリフにフィルターをかける

セリフなどに機械的な加工処理をすること。

シリを合わせる(あわせる)

キャラクターなどの口の動きが止まるのに合わせて、セリフを読み終えること。

ソフ

原音のこと。

た行

タイムコード

収録時に画面に映し出される経過時間。

出し(だし)

出演者を現場から送り出すこと。

ダメ・ダメ出し

スタッフ側からの注意や指摘など。

長尺(ちょうじゃく)

通常よりも長い作品やシーンのこと。

テスト

本番前に行う収録テストのこと。

テスト本番(ほんばん)

本番直前に、本番と同じように収録する試し録りのこと。

TU(トラックアップ)

ゆっくりとカメラが被写体に近づいて、対象物を徐々に大きく映していく撮影手法のこと。

TB(トラックバック

ゆっくりとカメラが被写体から離れていき、対象物を徐々に小さく映していく撮影手法のこと。

ト書き(とがき)

台本の中で、場面の状況やキャラクターの行動などを説明している部分のこと。

テッペン

午前0時のこと。
午前0時を過ぎることを「テッペンを超える」と言う。

トークバック

副調整室からスタジオへ指示を飛ばすために使われる音響設備のこと。

タイアップ

「結びつく」という意味合いを持ち、協力や提携をしている関係のことを指す。

ダイナミックマイク

耐久性や音圧に対して性能が優れているマイクのこと。
拾える音域はコンデンサーマイクに比べると狭く、ヴォーカルマイクなどで使用されることが多い。

台本(だいほん)

セリフやト書きを使って、登場人物が喋る内容などを表している本のこと。

出し(だし)

出演者を現場から送り出すこと。

立ち稽古(たちげいこ)

台本を持たないで行う舞台稽古のこと。

ダブルブッキング

同じ日程や時間帯に別の仕事を入れてしまうこと。

蓄光テープ(ちくこう)

光を蓄えることによって暗闇で光るテープのこと。
暗転中の目印として使われることがある。

ディレクター

現場で指揮をとる演出責任者のこと。
声優業界では「音響監督」にあたる。

テープオーディション

事前に録音した音声やボイスサンプルを使って行われるオーディションのこと。

デビュー

プロとして報酬を貰って初めて現場で仕事を行うこと。

トラックダウン

レコードを制作する時に、たくさんのトラックに分けて多重録音されたものを合わせ、音質・抑揚などを決めて一つの曲にまとめる工程のこと。

ドラマCD(シーディー)

音声・BGM・SEで構成される音声ドラマを収録したCDのこと。

T光(トーカこう)

光を表現するときに使われる技法のこと。

WXP(ダブルエクスポージャー)

2つ以上の画像が重なり合った状態で表示されること。

立ち位置(たちいち)

マイクの前や舞台上で演者が立つ位置のこと。

ちょいオフ

少しだけマイクから離れた位置のこと。

トチる

何かに失敗してしまうこと。

出トチ(でとち)

自分の出番に間に合わなかった時に使われる言葉。

デルマ

白味の部分に色鉛筆で描いた線のこと。

同録(どうろく)

「同時録音」の略で、撮影と同時に録音を行うことを指す。

な行

直し(なおし)

台本を訂正する作業のこと。

舐める(なめる)

マイクを舐めることができるくらい近い距離で声を出すこと。

抜き(ぬき)

本番が終了した後、問題があった部分を再度収録すること。

ノイズ

収録の時に発生した雑音のこと。

なぐり

金槌のこと。

日俳連(にっぱいれん)

俳優のために設立された団体「日本俳優連合」の略称。

抜き録り(ぬきとり)

全体の収録とは別で、単独でセリフを録音すること。

は行

パク

早く喋りすぎるなどして、映像のキャラクターの口の動きが余ってしまうこと。

バミる

演者の立ち位置を示すために舞台の上にテープを貼ること。

パンチ

フィルムに開けられた丸い穴のこと。

パンチ・イン

再生の状態から録音の状態に切り替えること。

パンチ・アウト

録音の状態から再生の状態に切り替えること。

鼻濁音(びだくおん)

鼻に抜けて発音されるカ行の濁音のこと。

F・I(フェード・イン)

映像を少しずつ明るくすることによって、画面が徐々に見えるようにする表現手法のこと。

F・O(フェード・アウト)

徐々に映像を暗くしていく表現手法のこと。

俯瞰(ふかん)

アニメや映画業界においては、被写体を上から捉えた映像のことを指す。

ブレス

セリフの中にある、息継ぎを入れる部分のこと。

別録り(べつどり)

同時に収録することが困難なシーンで、セリフを分けて録音する手法のこと。

弁当箱(べんとうばこ)

収録スタジオにあるイヤホンジャックターミナル(イヤホンをさす機械)のことで、四角い形が弁当箱に似ていることから名づけられた。

ポッパーストッパーポップガード)

声がマイクに直接当たって破裂音が発生しないように口とマイクの間に挟む、網目状の器具のこと。

パケる

作品が完成することを意味し、「完パケ(完全パッケージ)」が由来となって生まれた言葉。

プレスコ

「プレスコアリング」の略。
最初に音声の収録を行い、それに合わせて映像を制作していく手法。

母音の無声化(ぼいんのむせいか)

母音を消し去る現象のこと。

吹き替え(ふきかえ)

外国語の作品を日本語に吹き替えること。

ボイスサンプル

声優の宣材の一つで、演技の幅や声の特徴などを示すために録音した声のサンプルのこと。

パーソナリティー

その人の考え方や性格などを意味する言葉で、業界では番組の司会進行役などを指す。

ハウリング

スピーカーの音をマイクが拾うことによってスピーカーから不快な音が連続的に発生すること。

箱馬(はこうま)

舞台上で使う木箱のこと。

ばらし

舞台上にある大道具・小道具・音響照明機材などを全て取り外して、元の状態に戻すこと。

PAN(パン)

位置は変わることなく、画面が上下左右に移動すること。

BL(ビーエル)

「Boys Love(ボーイズラブ)」の略。
男同士が恋愛関係になることをテーマとした作品やジャンルの総称。

ファルセット

特に高い音に対応するために、歌手が作り出す音色や発声技術のこと。

V(ブイ)

「VIDEO(ビデオ)」の頭文字で、映像作品のことを指す。

VO(ブイオー)

「Voice-Over(ボイスオーバー)」の略。
原語の音声を小さな音量で流しながら、吹き替えた音声を流す方法のこと。

吹く(ふく)

発声した時の息がマイクに当たってノイズが入ってしまうこと。

フリー

事務所に所属をしないで活動していること。

フルアルバム

アーティストの音楽作品で、いくつかの楽曲が収録されたもの。
収録曲が6曲前後ならミニアルバム、8曲前後ならフルアルバムと呼ばれる。

プロデューサー

映像作品を制作する時に、そのプロジェクトの総責任者として仕事をする人のこと、またはその職業名。

ヘアメイク

モデルとなる人や服に似合ったメイクやヘアセットを行うこと。

ポップガード

マイクを使用した収録の際に、マイクへのノイズを軽減する装置のこと。

BGonly(バックグラウンドオンリー)

キャラクターがいないシーンのこと。

BG(バックグラウンド)

背景のこと。

FOLLOW(フォロー)

移動している人物・物が画面から外れないように追いかけること。

FIX(フィックス)

固定画面のこと。

PU(パンアップ)

画面がその場から上に移動すること。

PDパンダウン)

画面がその場から下に移動すること。

PAN(パン)

画面がその場から上下左右に移動すること。

WO(ホワイトアウト)

画面が徐々に真っ白になっていくこと。

WI(ホワイトイン)

真っ白な画面から、徐々に画面が見えるようになること。

はける

①人がその場からいなくなること。
②その場にあるものを取り除くこと。

ハズす

担当の役柄を演じ切ることができなかった時に使われる表現。

早出し(はやだし)

予定の時間よりも早く、演者を現場から出すこと。

ピン

ピントの略。

ふかれ

人の息などをマイクが拾ってしまい、ボソボソとした雑音が入ること。

フェーダー

音量を調節するミキサーテーブルなどについているつまみのこと。

ぶっつけ本番(ほんばん)

リハーサルなどをすることなく本番に入ること。

プレビュー

作品を試しに写すこと。

ブロック録り

場面をブロックに分けて、そのブロックごとに録音すること。

本(ほん)

台本や脚本のこと。

本息(ほんいき)

リハーサルの時でも本番のように感情を込めて演じること。

本線(ほんせん)

複数人のセリフが重なり合っている時に、優先的に本番で収録されるメインの音声のこと。

本直し(ほんなおし)

収録前に行われる台本の修正のこと。

本読み(ほんよみ)

台本を読みながら、演者それぞれのセリフを全員で読み合せること。

ま行

回す(まわす)

録音をすること。

マイク・ワーク

演者のマイク前での立ち振る舞い方のこと。

モブ

群衆のこと。
もしくは、主人公以外のその他大勢のことを指す。 

モブシーン

群衆が出てくるシーンのこと。

モノローグ

心の声や独り言のような、一人で喋るセリフのこと。

無声化(むせいか)

声帯を振動させないで言葉を発音すること。

巻く(まく)

予定していた時間よりも早く進むこと。
予定よりも時間がかかってしまった場合、残りの時間を早めるために使われることもある。

ミニアルバム

アーティストの音楽作品において、複数の曲が収録されたもの。
収録されている曲が6曲前後ならミニアルバム、8曲前後ならフルアルバムと呼ばれる。

マイクを外す(はずす)

マイクの中心部分から口の位置をずらすこと。

マイクに入る(はいる)

マイクに近付いて、マイクの有効範囲に入ること。

マイクを吹く(ふく)

破裂音などが原因で出る大きな吐息がマイクに当たって、「ボン」という音を発声させた状態のこと。

マイクのセンター

マイクの中心のこと。

マイク前(まえ)

「マイクの前で」という意味で、場所を表す時に使う言葉。

まるセ

漫画にある吹き出し状のもので、セリフの口パクに代わって画面に映し出されるもの。

耳(みみ)

外国映画を吹き替える時に使うイヤホンのこと。

モニター

映像を映し出すテレビモニターのこと。

や行

養成所(ようせいじょ)

主に、声優プロダクションが運営しているスクールのことを指す。
その養成所内でのオーディションを通過すると、プロダクションの所属となる場合が多い。

読み合わせ(よみあわせ)

同じ場所で声優たちが顔を合わせながら台本のセリフを各自で読んでいくこと。

有声音(ゆうせいおん)

声帯を振動させて発声する音声。

ら行

ラストテスト(ラステス)

本番の前に行う最終テストのこと。

リーダー

導入部分で、映像が始まるまでの時間を表示するフィルムのこと。
一般的には「10、9、8、7…」のようなカウントダウン形式が多い。

リテイク

収録や撮影のやり直しをすること。

ロケハン

ロケをする場所の下見や選定を行うこと。

ロング

遠くの方に見える景色のこと。

ライトノベル

表紙や挿絵などにイラストが使用されている若者向けの小説のこと。
「ラノベ」と略されることもある。

リード曲(きょく)

音楽作品のアルバムの中で、アルバムの顔となる曲のことを指す。
同義語に「リードトラック」がある。

リードトラック

音楽作品のアルバムの中で、アルバムの顔となる曲のことを指す。
同義語に「リード曲」がある。

リップロール

発声や歌のレッスンの中で取り入れられるトレーニング方法のひとつ。

リップノイズ

舌や唇が離れるタイミングで鳴る雑音のこと。

リハーサル

声優業界においては「試写」のことを意味する。
テレビの収録においては本番前の練習のこと。

ロール

フィルムの巻数のこと。
アフレコの時に通して録音する部分のことを指す場合もある。

わ行

わらう

撮影や収録で不要になったものを片付けること。

ワークショップ

講師が一方的に教えるのではなく、参加者が実際に体験しながら学んでいく形式の講座のこと。

WIPE(ワイプ)

画面を切り替えるときに、端から次の画面が現れてきて画面を切り替えること。

声優になるためのSTEP

●県 声優になるためのSTEP

声優になるまでの道のりは、1つではありません。

いろんな方法があります。

こちらでは、未経験から声優を目指す最も王道なコースをまとめています。

声優になる王道コース

声優になる方法 王道コース
STEP
声優科のある専門学校に進学
声優になるステップ1

声優の専門学校は、未経験の方がほとんどですので、0から基礎を教えてもらうことができます。

設備が整っており、声優になるための様々なカリキュラムが用意されています。

専門学校(声優スクール)で、全くの素人から基礎的なスキルを身に着けていきます。

声優専門学校から、声優プロダクションに直接所属したり、在学中にデビューされる方もいます。

STEP
声優養成所に入所
声優になるためのステップ2

声優養成所の入所試験を受け、合格したら養成所に入ります。

声優プロダクションが運営していることが多いので、将来所属したい系列の養成所に入るのがおすすめ。

授業のレベルは、専門学校よりもより高度になり、プロとして仕事ができるようなスキルを学びます

卒業時にプロダクション所属オーディションを受け、合格するとプロダクションに所属できます。

STEP
声優プロダクションに所属
声優になるためのステップ3

声優プロダクションの新人声優として所属します。

最初は、預かり所属や準所属からスタートすることも。

プロダクションを通じて、オーディションを受けてデビューを目指します。

STEP
声優デビュー
声優になるSTEP

オーディションを受け、声優として活動

声優の夢を叶えるため、日々勉強しながら、お仕事もスタートです。

さまざまな作品に出演していく中で、プロダクションへの正式所属(本所属)を目指していきます。

いきなり養成所に入るのは?

声優養成所 未経験
声優志望 りん

専門学校に行かず、未経験から声優養成所に入ることはできないの?

声優ねっとスタッフ

可能性はありますが、道のりは平坦ではありません。

未経験でも、声優養成所の試験は受けられます。

しかし、入所を希望する方の多くが、専門学校や声優スクール等で数年間みっちり基礎を身に着けています

その中での入所オーディションでは、経験者に太刀打ちできず、合格することが難しいことも多いです。

運良く、入所できたとしても、ほとんどが経験者の中でやっていくことになるので、実力の差が顕著に出てしまい、養成所の中で落ちこぼれてしまうことも。

養成所での授業は、毎日が講師へのアピールの場

養成所では、毎日の授業での振る舞いでチャンスを手にするかどうか重要な鍵になります。

講師は常に、有望な人材を探しているので、養成所で「実力がある」と目をかけてもらうことが、所属や仕事へのチャンスを掴むことになります。

まったくの初心者で、レッスン経験がない方は、まずは専門学校や声優スクールに通い、基本的な発声や演技の基礎を学んでから、養成所でしっかりとアピールできる実力をつけることが大切です。

声優ねっとスタッフ

未経験から養成所に行き、人一倍努力して声優になっている方もいます。
他の経験者に負けないように実力をつけることが必要になります。

地方在住の場合、上京して学校に行くべき?

声優 上京する

いきなり上京するのは不安がある・・・

経済的にも専門学校で上京するのは厳しい

でも一度の人生、声優になる夢を諦めきれない

声優志望 ケント

地方に住んでいますが、学校は東京で行くほうがいいですか?

声優ねっとスタッフ

将来、本気で声優を目指すなら、東京という選択肢もありますが、まずは地元で基礎を学ぶこともできます。

実際に声優デビューした際には、基本的にお仕事は東京で行うことになります。

そのため、最終的には上京してお仕事をすることになるでしょう。

しかし、経済的な理由や親御さんの理解などで専門学校から東京へ行くのが難しい場合、基礎は地元にいながらしっかりと学び、揺るぎない決意が持てたら上京するというのも選択肢のひとつです。

★迷ったらココ!おすすめの声優学校3選★

●県 おすすめ 声優専門学校 養成所

「選択肢が多くて迷ってしまう」「結局どこがおすすめなの?」という方に向けて、当メディアのおすすめ3選をまとめました。

まずは資料請求して、詳しく調べてみましょう!

声優を目指す方のよくある質問

●県 声優 よくある質問

こちらでは、声優の学校に入学を希望される方が、よく気にされる質問についてまとめています。

学校はどうやって選ぶのがいい?

学校によりさまざまな特徴があり、自分に合いそうな学校を探すのが一番です。

こちらのページで気になる学校を3〜4校程度ピックアップし、まずは資料請求してみましょう。

行ってみたい学校が見つかったら、説明会やオープンキャンパスなどに参加し、実際に学校の様子を目で見て雰囲気を知ることが大切です。

地方在住の場合、東京の学校に通ったほうがいいでしょうか?

声優のお仕事のほとんどが東京になりますので、最終的には上京することになるでしょう

しかし、経済的理由や親御さんの理解などで難しい場合は、地元で専門学校や声優スクールで基礎をしっかり学ぶのも選択肢のひとつです。

基礎を学んで揺るぎない決意ができたタイミングで上京を考えることもできますよ。

地方出身者は声優になるのは不利ですか?

実家から専門学校や養成所に通えない場合は、不利に思うかもしれません。

しかし、今はオンラインで学べるスクールなどもあります。昔よりも基礎的なスキルを地元で身につけられる環境にはなってきています

また、方言が武器になることもあるので、一概に不利だと思わず、前向きに夢を目指してくださいね!

会社員なのですが、声優を目指せますか?

声優のお仕事は、男女・年齢の差別はほとんどなく、誰にでもチャンスがあります

アイドルなどと違い、年齢が高くなってからデビューする方もいらっしゃいます。

一度の人生、好きなことを仕事にしたい、チャレンジしたい!という方に向けて、社会人向けのクラスがあるスクールなどもありますよ。

諦めずに、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

まとめ

 まとめ

最後にこちらの記事をまとめていきましょう。

こちらの記事では、

  • 声優業界の業界用語260語
  • スクールの費用や実績の比較
  • 声優になる流れや知っておきたいポイント

についてご紹介しました。

声優を目指す方の中にも知らない業界用語があったのではないでしょうか?

将来、声優としてお仕事する際には、日常的に使われる言葉になりますので、少しでも参考になれば幸いです。

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