[iPad] iPad バラし を 分かりやすく解説
2010 4月 04
Mac・iPhone バラしで有名な iFixit が、早速 iPad をバラしています。
解説と共にご案内。
* 全ての画像は、クリックすると最大のものがご覧いただけます。
まずは同封物。
・iPad 本体
・Dock Connector to USB Cable (接続ケーブル)
・10W USB Power Adapter (10W USB 電源アダプター)
・Documentation (書類)
開腹していきます。
ディスプレイと 底部 (メタルケース) の間にヘラを挿入し開きます。
写真では金属物を使用してますが、iPhone 同様 カードでも良いと思います。
さすがにこれだけ大きいと、吸盤では無理なのでしょうか。

左側にはディスプレイと底部パーツとのフラットケーブル (赤丸部) があります。
底部内の基盤上のコネクタからケーブルを外した後に全開腹します。

全開腹後、底部はこのようになっています。
赤丸部がディスプレイと接続されていたコネクタです。

次は底部にあるパーツをバラしていきます。
ディスプレイ データ ケーブルを外します。
ユニボディ の MacBook と同じコネクタのようですね。

電源・ボリューム・回転防止ボタンのコネクタを外します。

次はメインボードの取り外し。
パソコンで言う所のマザーボードですね。
ここに大切な Chip が沢山載っています。
本体には T4 トルクス ネジで取り付けられています。
Apple が T4 トルクス を 採用するのは初めてではないでしょうか。

取り外したメインボードがこちらです。
幅が 10cm 程で、高さが 6.5 cm程。
こちらは表面。

防磁気カバーを外して、メインボードを見てみましょう。
A4 と書かれたのが、メインの Apple A4 Chip。
CPU と GPU が 1つ になっている ARM Chip です。
Samsung社 の 256MB メモリーも見えます。
iFixit 曰く、Apple A4 Chip の製造は Samsung 社が請け負ったのではないかとの事。
NAND は FCC 申請時の東芝のでしたが、この個体では Samsung 社のもの。
64Gbit MLC の NAND flash ですね。
その他 Broadcom BCM5973 I/O controller。
これは タッチパネル用の I/O ではないでしょうか。
A4 Chip 以外に、基盤右上の光沢ある Chip にも Apple の印字があります。

メインボード 背面を見てみましょう。
メインボードの製造は Apple 初採用の AT&S 社となっています。
真ん中のリンゴマーク Chip が BaseBand IC で 338S0805 の記載。

次に背部に残っているパーツをバラしていきます。
写真から考えると 2本 のネジで基本固定され、Dock 部の固定だけのように思います。
Apple Dock コネクタに繋がるパーツ一式を外していきます。
ここには RF/data cable と 無線関係が詰まっているので慎重に。

取り外した裏側を見てみましょう。
金属カバーに覆われているのが、Broadcom社の BCM4329。
この Chip は 802.11n WiFi + Bluetooth 2.1 + EDR and FM をサポートします。
iPhone 3GS 同様、仕組み上は FM 受信可能なのですが、Apple が採用しませんね。
FW 4.0 での目玉機能の1つとして、FM 受信が可能になって欲しいものです。

次にスピーカー部。
これも数本のネジで外れます。
イヤホン経由で聞く時は、もちろんステレオです。
本体内部スピーカーは2つ搭載ですが、iPad の仕様ではモノラル。
ユニボディ MacBook と共通パーツは、スピーカー接続部のようでした。

次に最大のパーツ、バッテリー。
底部とは接着固定されているようです。
取り外したバッテリーがこちら。
3.75V メインバッテリーが 2つ搭載されています。
裏側には回路通信/保護のためのリチウムポリマー電池もあります。

バッテリーを外したら、細かなパーツが残る底部。
イヤホンジャックにWiFiアンテナ等です。
細かいパーツの写真は下記リンクでご覧いただけます。
・イヤホン部 #1 #2
・WiFi アンテナ #1

底部全体が WiFi アンテナの要素を持っているようですね。

最後はディスプレイフレーム部。

ここでも T4 トルクスネジが多用されているようです。
ホームボタンの内部。
LED バックライド部。
輝度センサー部。
ここに将来、カメラ搭載できそうですね。
MacOS X で AIM とも互換性のある iChat という資産があるので、
将来 iChat for iPad が出てきてくれるかも。
トータルソリューションを考える Apple なので、少し時間がかかるかも。
といっても、携帯電話でテレビ電話を利用されてる方って多くないですよね。
チャット会議といっても、文字・音声だけで終わる事が多いですし、
役員レベル相手に報告する時は、もう少ししっかりした設備で行うはず。
プラスアルファのサービスを考えながら搭載してくるでしょう。

最後にバラした全容を。
LEDパネルだけで153g、ガラス保護パネルが193g。
凄い性能なので、中はシンプルですね。
ユーザーレベルでバッテリー交換できません。
AppleCare 内容によると、寿命時は本体丸ごと交換との事。
iPhone 同様ですが、 JailBreak できなくなった時は困りますね…。
以上、バラしをお伝えしました。
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2010年04月03日 (16:30)
